出発時から最後までずっと所持していた携行品(沖縄~北海道)
出発当時から最後までずっと持っていたもの。徳島に寄ったときに厳選して、どうしても必要なものだけ残したら、これだけ残った。この荷物をサドルバッグひとつに詰め込んだ。意外と入るものだ。

下着
3着から2着に減らす。洗濯する回数が増えたが、少しでも荷物が軽くなるほうが良い
ズボン
足を保護する意味で、短パンははかない。しかし暑くてパンツの内側を汗がつたった。乾きやすいのが良いが、汗をかくので天然素材がいいだろう
ソックス
3足。最も汗をかく部分だけに、よく汚れ、臭い
シャツ
長そで1枚と半そで2枚。汗をよく吸うこと、洗濯してもすぐ乾くことが条件。夏でも夜や山間部はけっこう寒いときがある
フェイスタオル
ほとんどハンカチ代わり
お金
旅費として用意しておいたお金のうち、半分を郵便貯金に入れておいた。残りの半分のうち5万円を財布に入れ、残りはバッグの奥に隠す
ビニール袋
主に洗濯物を入れた
サドルカバー
カバーをつけずにサドルの上に座って一日中走り続けると、パンツのお尻が真っ黒になり、洗濯しても落ちない
カッパ
カッパを着るのはきらいだが、旅行中は晴れの日ばかりではない。しかし、雨の日に着ても2、3時間もすれば、外側も内側も同じになる
帽子
晴れの日は太陽との戦いである。日焼け防止のためにはつばの広い麦わら帽子のようなものが良いのだが、自転車乗りには向いていない
ズボンクリップ
ズボンの裾がチェーンで汚れるのを防ぐ
ひげ剃り
一ヶ月ヒゲを剃らなければどうなるか試してみたかったが、汚らしいので3、4日でやめた
爪切り
ヒゲソリ同様、伸びるものは切らねば…
サングラス
強烈な真夏の太陽から目を守るため。しかし、晴れの日にずっとかけていて、逆パンダ焼けしてしまった
洗面道具
歯ブラシ、歯磨き、石鹸、シャンプーなど
ライト
僕の自転車にはダイナモは付いていない。小型の懐中電灯をハンドルに取り付ける
ワイヤーロック
自転車の盗難防止の鍵。頑丈なやつ
裁縫セット
もし、転んだりして衣類が破れても繕えるように。でも、一度も使わなかった
腕時計
腹がへったら食堂に入り、陽が沈んだら宿に泊まるといった勝手気ままな生活とは言え、時計はやはり必需品
バンドエイド
少々のケガは覚悟していた。だが、沖縄で一度軽く転んだ以外は無事に走りきった
メモ帳
時間の記録や、使ったお金などを細かくメモった
JCA会員証
自転車を分解して、列車などに持ち込む(輪行)には、この会員証が必要だ
ユースホステル会員証
原則的には会員でなければユースホステルには宿泊できない。会員証には、宿泊したユースホステル独自のスタンプが押される
健康保険証
病気やケガがいちばん心配だ。できればこれは使いたくない(使わずに済んだ)
郵便貯金通帳、印鑑
全国どこにでもある郵便局を安全なサイフ代わりにした
日記
その日にあった出来事は忘れないうちにその日に記録
一眼レフカメラ
キャノンA-1と35~70mmズームレンズ。旅行中は、僕の最大の趣味である写真を日本各地で撮りまくろうと思っていたのだが、実際にはそんな余裕などなく、沖縄から北海道までの間、たったの20枚しか写さなかった
フィルム
何本も持って行ったが、使ったのは最初にカメラに入れた1本だけ
ラジオ
胸ポケットに入れて、走りながらよく聞いた
工具
アーレンキ2mm,4mm,5mm,6mm、スパナ7-8、9-10、10-12、ペダルレンチ、ドライバー、パンク修理セット