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デジカメ画像をブログにアップしたい

(※説明画像はクリックで拡大します)

6. シャープネス

シャープネスとは、画像のハッキリクッキリ度の度合いのことを指します。
画像中の、明るい部分と暗い部分の境界線(輪郭など)を強調することによって、ちょっとねむたい写真もハッキリクッキリした画像に補正します。

ここでは、Photoshopのフィルターの中にある、「アンシャープマスク」というフィルターを使用します。

フィルタ類はほぼ全てに言えることですが、解像度や画像の大きさによって、適用量が変わってきます。一般的に、解像度が高い印刷目的の画像などの場合は適用量を高めにし、Web目的や小さな画像の場合は適用量を低めに設定すると良いでしょう。

紫陽花元画像 【1】Photoshopを起動し、画像を開きます。
今回は、デジカメ画像をブログ用に480×360ピクセルにサイズ調整したものを使用します。
「アンシャープマスク」に限らず、フィルター類は上記のように解像度や大きさによって適用量が違いますので、先にサイズを実際に使用する大きさに調整してから、後でフィルタを使用するようにして下さい。
また、あらかじめ、明るさや色調補正などは済ませておいて下さい。

アンシャープマスク... 【2】メニューの「フィルタ」から、「シャープ」→「アンシャープマスク...」を選びます。

アンシャープマスク

【3】「アンシャープマスク」のダイアログが開きます。
3つのスライダーがあり、それぞれの組み合わせによって、最適な状態に補正するわけですが、この組み合わせがなかなか難しいですね。
「プレビュー」のチェックを入れて、いろいろ動かしてみると、実際に画像がどう変化していくかがリアルタイムに表示されますので、それを見ながら調整していきます。


しきい値10レベル

【4】はじめに一番下の「しきい値」を「10」レベルぐらいにします。
もし、この「しきい値」を「0」レベルにすると、どうなるでしょうか?
もちろん、レベルの値は「0」に近いほうがシャープ感は増します。しかし、そのかわり・・・
論より証拠。実際に比較してみましょう。
←この画像は画像の一部を拡大表示させていますが、「しきい値」のレベルを「10」にしたものです。


しきい値0レベル

←そして、この画像は「しきい値」のレベルを「0」にしたものです。
どうですか?
シャドウ部はデジカメ特有のノイズが出て、ザラザラしていますが、「しきい値」を「0」にすると、そのザラザラ感が強調されてしまいましたね。


しきい値255レベル

逆に、「しきい値」を大きくしすぎると、適用量を増やしても画像がシャープになりません。ちなみに、←この画像は「しきい値」を「255」レベルまで上げてみました。
実際の作業では、ザラザラ感が出ないギリギリまで「しきい値」を下げますが、だいたい私の経験では、「10」あたりが適正ではないかと思っています。


半径0.3

【5】次は、2番目のスライダー「半径」です。これも私の経験では、Webに使用する場合「0.3〜0.5」pixelぐらいが良いでしょう。
印刷物に使うような高解像度(300〜360ppi程度)の画像の場合は「1.5〜2.0」pixelぐらいまで上げなくては効果が出ませんが、Web使用の場合は解像度が低いし画像の大きさも小さいですから、このぐらいでいいです。
試しに、「半径」を変えるとどうなるかも比較してみましょう。
←この画像も一部を拡大表示させていますが、半径は「0.3」pixelです。


半径2.0

←この画像は半径「2.0」pixelです。
輪郭の部分に、白フチと黒フチがついているのがわかると思いますが、この白フチ黒フチの線の幅が広くなっているでしょう?これが広すぎると不自然な絵になってしまいます。
やはり、「やりすぎ」はいけません。何でも「ほどほど」が良いということです。


半径2.0

【6】最後は一番上のスライダー「適用量」です。
これは文字通りどのぐらいシャープを適用させるかということです。
画像を見ながら、ちょうどいいと思うところを探してください。
ちなみに、←この画像をクリックしたときに表示される480×360ピクセルの画像では、
「適用量:170」、「半径:0.3」、「しきい値:10」
にして補正しました。
また、←この200×150ピクセルのサムネイル画像は、画像サイズが小さいので、
「適用量:120」、「半径:0.3」、「しきい値:10」
というように「適用量」をやや少なめにしました。
画像の大きさによっては値を変更したほうがよいでしょう。


半径2.0

「半径」が、白フチ黒フチの線の幅だとすると、「適用量」というのは「高さ」だと思って下さい。
←「アンシャープマスク」というのは、この図のように、画像の明るい部分と暗い部分の段差をより強調するように「エッジ」をつける作業になります。これにより、画像にハッキリクッキリ感が出てきます。


注意!
画像の内容によっても、シャープネスのかけ具合は変わってきます。
例えば、宝石とか時計、車・バイク、金属類などは強めにかけたほうがシャープ感が増していいでしょう。
逆に、人間の顔などはあまりシャープにしすぎると、肌がざらついて見えたり、あばた(笑)が強調されますので、ソフト目にしたほうが良いようです。用途に応じて使い分けるようにしましょう。


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